私的防振双眼鏡の選び方。

皆さーーーーん!!オタクしてますか?!

推しを鮮明に見てますかーーーー???

 

最近よく、防振双眼鏡のオススメを聞かれたり、聞いてる人を見かけたりするので、購入のススメを書こうと思い、ウン年ぶりにはてなを開きました。今はnoteの方が流行ってるけどいちいち開設したくないのではてなでガッツリまとめていきます。

 

防振双眼鏡を選ぶポイント

  1. 倍率
  2. 明るさ
  3. 重量
  4. スイッチの利便性

 

ということで、どういうことなのかひとつひとつ解説していきます。

 

1. 倍率

簡単に言うと、「どのくらいの大きさで推しを見たいか」です。ダンスなどをしている全身を見たいのか、そのご尊顔を視界いっぱいに見たいのか、また、推しがどの規模の興行に出演することが多いのかで判断するのがいいと思います。

私はドーム・アリーナ公演が多い推しなので12倍のものを使っています。

くわしい最適な倍率についてはビックカメラさんがHPにめっちゃわかりやすい図面出してるので、よく行く現場を参照してみてください。

双眼鏡を持ってコンサートに行こう!双眼鏡倍率選びの目安 | ビックカメラ

 

2. 明るさ

こちらは「暗転時の推しの姿まで視界に収めたいかどうか」です。

明るさ=レンズの大きさなので、レンズの大きさを見ればある程度の明るさの比較が出来ます。

双眼鏡の表記でよく見る「10×○○」←ここの部分がレンズの大きさを表していて、数字が大きいほど大きいレンズ=視界が明るい、ということになります。(左側は倍率の数値ですね)

重さやお値段にも関わってきますので、暗転やスタンバイの推しに興味は無いわ、という方はこだわらなくていいポイントとなります。逆に推しの隅々まで、1秒でも多く見たい!という方はめちゃくちゃ重要なポイントとなります。

 

  • 倍率と明るさの関連性

じゃあ10×30と14×30なら14×30のほうが明るさ同じで倍率高いじゃん!そっちにしよと思ったアナタ。

ちょっと待って!残念ながらそうじゃないんです…!

視界の明るさは倍率が上がれば上がるほど暗くなります。つまり10×30と14×30で比較すると10×30のほうが明るくなります。一方が生きる限り他方は生きられぬ……………

なのでみんな迷ってるんですよね。わかります…

少し遠くても明るい視界で見るか、とにかくスポットライトを浴びる推しを汗の雫まで拝むか、価値観はそれぞれなので、貴方だけのベストパートナーを探しましょう。

 

3. 重量

防振双眼鏡って、重いんです。

他の双眼鏡と違って機能が多く電池が入ってたり、レンズが大きいものが多いので必然的に重くなります。

重いなら腕を鍛えればいいじゃない。筋肉は全てを解決する______ という方ならいいんですが、そもそもの持ち運びにもかなり影響を与える問題です。ご自身の体力・筋力と相談してみてください。

 

4. スイッチの利便性

防振双眼鏡には、防振機能のスイッチがついています。

スイッチの種類は同じメーカーの中でも違いがあり、利便性が違います。

スイッチの種類は主に2通りで、文字通りスイッチをカチッとオンオフするタイプと、ボタンを押し続けて補正されるタイプがあります。

スイッチタイプのメリット・デメリット

  • メリット

スイッチを押し続けるために力を入れる必要が無い

  • デメリット

5分ないし10分おき(機種による)に自動オフになり、その度にスイッチ操作が必要

ボタンタイプのメリット・デメリット

  • メリット

押し続けさえすればシームレスにブレない推しを眺めていられる

  • デメリット

ボタンを押し続けなければいけないので少し力を込めて握らなければいけない

 

ちなみに私が使用しているのはボタンタイプですが、画像のようなゴムバンドみたいなものを作り、


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ひっくり返すと勝手にオンになるようボタンに装着して握力最小限にしてますが、このように多少の創意工夫が必要になります。(スイッチ派の人も何かしら工夫してると思う)

 

結局どうやって選べばいいの?

ここまで読んで皆さん、数字や文章だけじゃ結局何もわからん!どうやって選べばいいんだ?と思ったことでしょう。

オススメの方法を2つ記載します

  • 家電量販店で試させてもらう

家電量販店の中でもビックカメラさんはかなり防振の品揃えがいいです。売れるものが無くてもサンプルとしてかなりのラインナップをディスプレイされています。

かなり高額な商品が多いのでショーケースに入っていることもありますが、店員さんに声をかけて試すことは可能です。

  • レンタルして現場で使ってみる

家電量販店で覗いたけど、お店が明るくて結局分からなかった…という方もいらっしゃるのでは?そういう時は、レンタルをしましょう。

私はビックカメラさんである程度お試ししある程度品番を絞り、レンティオさんで試してからビックカメラさんで購入してました。

防振双眼鏡のレンタル・サブスク - Rentio[レンティオ]

また、防振双眼鏡ってずっと品薄なので家電量販店さんでこれにする!と決めても店舗の在庫が無かったりします。そういう時もレンタルが便利です。今はレンティオさんの他にも防振レンタルしてるところがあるし、滞在先ホテルでも配送してくれたはずなので、お急ぎの方は調べてみて下さい。

 

 

で、オススメの双眼鏡はどれなん?

お伝えしたいことは上記がメインなのですが、どうせなら自分がオススメの防振双眼鏡と、気になってる防振、ちょっと変わったタイプの防振を紹介しておきます。

 

愛機

Canon  12×36 IS III

私がこの双眼鏡を選んだ理由は、Canonらしい鮮明なレンズと、倍率×明るさのバランスがめちゃくちゃ好みで当時は9万円ちょっととかなりコスパが良かったからです。(今は少し値上がりしてます…)

レンズだけで言うと圧倒的にCanonが良いです。まじで自分の視界がブルーレイになります。

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キヤノン:双眼鏡 BINOCULARS 12×36 IS III|概要

 

野外が増えてるのでこれも気になる…

ケンコー VCスマート 14×30WP

これ2022年に出たモデルなので、防振歴5年の私の検討材料にはなかったんですよね。

野外なら明るさも30で申し分ないですし、14倍ならフェスでゆとっても余裕なのでは?と。さらに防水機能までついているのも魅力的。水特効で防振を守るのに必死にならなくてすむ…あとシンプルにCanonよりお手頃です。

VCスマート 14×30WP | ケンコー・トキナー

 

こんなのもある?!防振単眼鏡

Vixen 防振単眼鏡 ATERA H6-12×25

友人が使っていて試させてもらったことがあるんですが、めちゃくちゃ面白かった。片目で観なければいけないという点はありますが、友人は慣れた手つきで片目で推しを見ながら、単眼鏡を付けていない目で全体を追ってました。わたしにはできないですが、モニターの湧きポイントを見逃した!なんてことが減りそうです。

ただ生産終了しているので、今ビクセンさんで持ってる在庫が無くなったら購入出来なくなると思います。検討はお早めに!

Vixen 防振単眼鏡 ATERA H6-12×25 | ビクセン Vixen

 

上記の他にも、めちゃくちゃ軽いケンコーさんのコンパクト防振とかあれとかそれとか、私が購入を決めた時より本当に選択肢が増えてます。ぜひ、自分の観劇・参戦スタイルに合う防振を見つけてください。防振はいいぞ…!

ということで、皆様のヲタライフがより良いものになりますように。

(アフィやってないので安心してリンク踏んで大丈夫です)